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No.1224
プロ野球
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付き合ってくださる方は続きから。
Xでもここでもちょくちょく話題に出していますが,私のファイターズ最初の推しは稲田直人さんです。
好きになったきっかけは2006年の日本シリーズ。金子誠のスクイズで懸命に本塁に滑り込んできた姿を見て,私は彼に惚れ込みました。
ずっと箱推しをしていたこともあり,ただ一人の選手に心を奪われるというのは初めての経験だったため,目に映る景色ががらりと変わりました。稲田が活躍した時は目の前が光り輝き,そうではない時は鈍くくすんで見えた。
稲田は決してレギュラーと呼べる選手ではなかったため,ベンチスタートも多く,歯がゆい思いをしたことを今でも覚えています。同じポジションを争っていた選手のことは正直妬んだし,何なら未だに素直になれない複雑な感情を抱いています。現在は阪神でコーチをされている方……。
それでも応援し続けていられたのは,稲田がムードメーカーだったから。自分が試合に出ていない時にも声を出してチームメイトを鼓舞する姿に好感度はさらに上がり,より沼にはまっていくことに。
現地でベンチが見える方(ビジター側)に座りがちなのは,この頃の影響が大きいです。そうじゃないと推しの姿も,諦めずに頑張っている姿も見れなかったから。ベンチもMIRUがこの頃にあったとしたら狂喜乱舞していただろうなぁ……。心底,ベンチ定点カメラが欲しかった。
当時の稲田に対する思いの強さは,相当なもので。選手>球団と言っても過言ではないレベルで応援していました。
恋は盲目。ただ一人の選手だけに固執するとどうなるのか──その結果を教えてくれたのも彼でした。
ターニングポイントは,2009年のオフシーズン。日本シリーズは敗退したもののリーグ優勝を果たし,稲田も代打の切り札として好成績を残していたため幸せな気持ちで過ごしていた時に,その一報は舞い込みました。
青天の霹靂とも言えるトレードに,比喩ではなく本当に頭が真っ白になりました。けれども,その事実をかみ砕き,飲み込むまでにそれほど時間はかかりませんでした。
「居なくなるのなら,追いかければ良い。」
躊躇いはありませんでした。それ以外の選択肢なんてありませんでした。
稲田のトレードを機に,私はファイターズファンを辞めてベイスターズファンになることを決意したのです。そこまで徹底的にやらないと,自分の好きが中途半端なことになると思ったから。
2010年~2021年までのファイターズについてあまり詳しくないのはこの出来事が影響しています。稲田が現役だった2012年シーズンまではそこそこ知識は入ってきていたのだけど,引退を機にプロ野球からも離れてしまったから……。今こうしてここまでどっぷり沼っているのは自分でも意外過ぎる現状です。
そんなこんなで時は流れ,2021年のオフシーズン。オリックスの日本シリーズ進出&日本シリーズのあまりの面白さを機に心がプロ野球に傾きかけていた時に,その一報は舞い込みました。
稲田が,コーチとしてファイターズに戻ってくる。
2010年からくすぶり続けていた私のファイターズへの複雑な思いが,ようやく昇華された瞬間でした。長く長い回り道を経て,実に12年ぶりに私はファイターズファンに戻ることができたのです。
……が,それで稲田ファンに戻ったかというとそうではなく。2022年の春季キャンプ中継を見て,
「何だこの子,すっごくにこにこしている。にこにこ坊やがいる」
と今川くんをはじめとする若手たちに心を射抜かれ,現在のファイターズにどっぷりハマったのでした。その時点で十分に好きだったのだけど,福也さんのFAを機にさらなる深い沼に沈みきった結果が現状です。もはや抜け出せない……楽しい……。おそらく,ファイターズファンになってから今が一番好きを更新し続けていると思う。
現役時代どれだけ好きでも,解説やコーチになると違うんだなということも稲田は教えてくれました。もしも今,現役時代そのままの彼がグラウンドに舞い戻ってきたとしたらどうなるだろう。好きになる……とは思うけど,今の推しを押しのけるほど夢中になれるかどうかはわからないな。机上の空論ではあるけれど。
そんなわけで奈良間の登場曲が鳴り響くたびに,私は”あの頃”を思い出すのです。
札幌ドームで稲田の登場曲として聞けたのは本当に少しだけだったなぁ……。稲葉さんが流していたのはめっちゃ聞いたけれど。稲田が戦力外になった日も,稲葉さんが登場曲として流すもんだから,それを聞いて泣き崩れたのを覚えてる。
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