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SoL、13周年おめでとうー!!(*´∇`*)
SoLのボラージュさんが好きすぎて、原作のボラージュさんにも面影を見てしまう。そして、何度でも言うけど、RSボラージュさんがまさにその理想なのに次のスタイルが来ないのが悲しい。
記念に、前ブログに綴った真エンドの解釈を乗っけておきます。長いです。

サガ3SoLの真エンディングを2種類見終わって感じたことを綴っていきます。あくまでも私個人の解釈のため、相違はあるかと思いますがご了承ください。
真エンディングの完全ネタバレとなっていますので、未プレイの方はご注意ください。
前提として、解釈する上で重要になるワンダラーの台詞を抜粋します。
「私は自らの守るべきものを守ろうとしたにすぎんよ。この時空の狭間と、それを依り所として生きる私の命をな」
「例えば、この世に一人だけの種族がいたとしよう。そいつは増えることも減ることも、変わることも消えることのない存在だ。何の意味もなく生きてきたそいつに、突然、問題が発生した。だが、その問題はあまりに簡単だったので、解決法は無限にあった」
そう、彼が語る通り解決法は無限にあったのです。だって、彼には未来を見通す力があるのだから。
作中でデューンも指摘した通り、ボラージュ=ワンダラーと悟らせずに目的である"時空の狭間と自分の命を守る"ことを達成できたはずなのです。
けれども彼は、わざと複雑な手順を踏んでいます。まるで自分の正体をデューン達に気付かせることが目的であるかのように。
また、タイムズ・ギアをデューン達にたくし使い方を教えたことも、彼の思惑とは矛盾しています。
彼は言いました。
「だが誤算だったのは、キミ達がフレイヤとかいう少女を助けるためだけに、『未来ワープ』を手にすることなく、現代へ戻ってしまったことだ」
そのために、ステスロス2号機というイレギュラーが生じてしまった、と。
でも、未来がわかっていたならそれすらもわかっていたはず。さらに付け加えるならば、タイムズ・ギアという時間を操作するアイテムをデューン達に渡すことで、彼にとってはさらなる誤算が起こるはず。
なぜ彼は自分の正体をデューンたちに気付かせたかったのか。自らの選択に誤算が生じるような種を撒いたのか。
その謎を解く鍵は、デューンの気付きにあると思います。
ワンダラーはダームの街が魔物の群れに襲われた時のことを例に出し、
「その両方とも結果に大きな差はない。差がないために、キミはどちらも選べず、第三の道……つまり、もっと良い方法を探すものかと思っていたのだが……。キミは選択を迷わなかったな、なぜだ?」
とデューンに問います。デューンは、
「おれたちは神じゃない。正しいと思うことをしても、正しいかどうかは自分一人じゃ……」
と言ったところで、気付きます。
「もしかして、お前は、迷ったのか?自分が生きるための選択に?」
と。
このやり取りから読み取れることが2つあります。
1つ目は、ワンダラーがデューンの"選択"を見届けていたと言うこと。このフリーシナリオだけではありません。ワンダラーは、これまでデューン達が体験してきたフリーシナリオの全容を知っているはずです。
タイムズ・ギアを使うか否かの選択と、その過程を全て。
2つ目は、ワンダラーの迷いです。ワンダラーは最後に言います。
「私も神ではない」
と。
以上のことを受けて、以下に私の考えを書きます。
先に述べた通り、ワンダラーは"1人きり"の種族です。
そして、永きにわたる刻を何の意味もなく生きてきた。
意味があるわけがありません。だって、彼には未来も過去も全てがわかるのだから。
私が好きな小説「ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ」に次のような記述があります。
「だってーー全部わかっちゃうのよ。辛いことが待っていることも、悲しい別れのことも、何もかも全部見えてしまったら、きっと人ってもう生きていくことができないと思うわ。でも、未来だけは閉じ込められて、かろうじて人々は"将来はきっといいことがある"という希望だけは失わずにいられている、っていうーーまあ、そういう話」
パンドラの箱に残されたものは希望ではなく、"未来"を知ることができるという不幸だった……という解釈。
ワンダラーには何もかも全部が見えてきたのなら、彼は生きていたとは言えないのではないかと思います。ただ存在していただけ。時空の狭間という悠久の海に漂うだけの存在ーー
けれども、そんな彼に初めて"問題が発生した"。永い刻の中で初めての誤算が生じた。
未来を見ることができる彼には、"自分が生き残るための選択肢"が無限に見えました。
見えたけれど……果たしてどれが1番正しいのか。生まれて初めて経験する『選択』に、彼は戸惑ったのだと思います。
結果は見える。でも、過程が見えない……だからこそ、彼は知りたいと願ったのかもしれません。選択肢を与えられたものがどのように『選択』するのかを。
デューン達にタイムズ・ギアを託したのも、使い方を教えたのもそれを見届けるため。『選択』をする基準を、方法を知りたかったから。
その結果わかったのは、デューンが語っていたように、
「おれのことを信じてくれる人がいる。その人がおれのことを信じてくれている限り、おれは自分が正しいと信じられるからだ」
ということ。作中では、仲間達がデューンの選択を信じてくれています。だからこそ、デューンは迷いながらも『選択』することができた。仲間達と一緒に判断することで、自分の『選択』は正しかったのだと納得することができた。
一方、ワンダラーは孤高の存在です。一人きりの種族。1人きりの存在……彼には、相談相手はいません。信じてくれる仲間もいません。
だから、彼は迷った。
自分の『選択』が正しいという確固たる判断ができなかったから。
きっと彼は、デューン達に判断して欲しかったのだと思います。自分の『選択』は正しかったのかを。
だからこそ、正体がバレるようなことをした。真エンディングのように彼らと対峙する道を選んだ。
真エンディングには選択肢があります。
1.ボラージュを倒す。
2.ボラージュを倒さない。
最後の最後に選択をするのはデューン達です。
1.を選んだ場合、ワンダラーの真意はわかりません。彼は、デューン達の『選択』した"よりよい世界"を見届けると言い残して姿を消します。
"よりよい"というワードは、上記した"第3の道"とも重なるところがあります。
この場合は、ワンダラーは自身の『選択』よりもデューン達の『選択』こそが正しかったと思って消えていくのではないかと思います。
今後は干渉しない=ボラージュという存在もなくなり、彼は再び悠久の刻を1人で揺蕩うことになる。
一方、2.を選んだ場合、ワンダラーの口から思いが語られ、デューンもその本心に気付くことができます。
ワンダラーは最後に言います。
「私としては、この結末、そんなに悪くないと思っているが…どうかね、青年…?」
と。
真ラスボス戦のBGM名は「決意の狭間」。デューンたちと対峙し、自分という存在を理解してもらえたことで、ワンダラーはようやく自分の『選択』は正しかったと『決意』することができたのではないでしょうか。
きっと、ここに至るまで、彼は幾重もの時を繰り返してきたのだと思います。+NewGameの存在が暗示するように、何度目かの歴史を経て真エンディングに辿り着くのだとしたら、彼の迷いのループは、ここでようやく断ち切れるのではないかと私は思います。
ボラージュとして存在できる可能性も否定されていないので、1人きりにならない選択もできるのかも。そう考えると、彼にも救いがあるように思えて嬉しいです。
長文にも関わらず、最後まで読んでくださりありがとうございました。
作中のワンダラーとの会話も加味したらもっと違う考察になるかもしれませんが、取り急ぎ感じたことをまとめました。
ワンダラーさんもボラージュさんもより好きになれるエンディングでした。素晴らしすぎる。畳む
SoLのボラージュさんが好きすぎて、原作のボラージュさんにも面影を見てしまう。そして、何度でも言うけど、RSボラージュさんがまさにその理想なのに次のスタイルが来ないのが悲しい。
記念に、前ブログに綴った真エンドの解釈を乗っけておきます。長いです。

サガ3SoLの真エンディングを2種類見終わって感じたことを綴っていきます。あくまでも私個人の解釈のため、相違はあるかと思いますがご了承ください。
真エンディングの完全ネタバレとなっていますので、未プレイの方はご注意ください。
前提として、解釈する上で重要になるワンダラーの台詞を抜粋します。
「私は自らの守るべきものを守ろうとしたにすぎんよ。この時空の狭間と、それを依り所として生きる私の命をな」
「例えば、この世に一人だけの種族がいたとしよう。そいつは増えることも減ることも、変わることも消えることのない存在だ。何の意味もなく生きてきたそいつに、突然、問題が発生した。だが、その問題はあまりに簡単だったので、解決法は無限にあった」
そう、彼が語る通り解決法は無限にあったのです。だって、彼には未来を見通す力があるのだから。
作中でデューンも指摘した通り、ボラージュ=ワンダラーと悟らせずに目的である"時空の狭間と自分の命を守る"ことを達成できたはずなのです。
けれども彼は、わざと複雑な手順を踏んでいます。まるで自分の正体をデューン達に気付かせることが目的であるかのように。
また、タイムズ・ギアをデューン達にたくし使い方を教えたことも、彼の思惑とは矛盾しています。
彼は言いました。
「だが誤算だったのは、キミ達がフレイヤとかいう少女を助けるためだけに、『未来ワープ』を手にすることなく、現代へ戻ってしまったことだ」
そのために、ステスロス2号機というイレギュラーが生じてしまった、と。
でも、未来がわかっていたならそれすらもわかっていたはず。さらに付け加えるならば、タイムズ・ギアという時間を操作するアイテムをデューン達に渡すことで、彼にとってはさらなる誤算が起こるはず。
なぜ彼は自分の正体をデューンたちに気付かせたかったのか。自らの選択に誤算が生じるような種を撒いたのか。
その謎を解く鍵は、デューンの気付きにあると思います。
ワンダラーはダームの街が魔物の群れに襲われた時のことを例に出し、
「その両方とも結果に大きな差はない。差がないために、キミはどちらも選べず、第三の道……つまり、もっと良い方法を探すものかと思っていたのだが……。キミは選択を迷わなかったな、なぜだ?」
とデューンに問います。デューンは、
「おれたちは神じゃない。正しいと思うことをしても、正しいかどうかは自分一人じゃ……」
と言ったところで、気付きます。
「もしかして、お前は、迷ったのか?自分が生きるための選択に?」
と。
このやり取りから読み取れることが2つあります。
1つ目は、ワンダラーがデューンの"選択"を見届けていたと言うこと。このフリーシナリオだけではありません。ワンダラーは、これまでデューン達が体験してきたフリーシナリオの全容を知っているはずです。
タイムズ・ギアを使うか否かの選択と、その過程を全て。
2つ目は、ワンダラーの迷いです。ワンダラーは最後に言います。
「私も神ではない」
と。
以上のことを受けて、以下に私の考えを書きます。
先に述べた通り、ワンダラーは"1人きり"の種族です。
そして、永きにわたる刻を何の意味もなく生きてきた。
意味があるわけがありません。だって、彼には未来も過去も全てがわかるのだから。
私が好きな小説「ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ」に次のような記述があります。
「だってーー全部わかっちゃうのよ。辛いことが待っていることも、悲しい別れのことも、何もかも全部見えてしまったら、きっと人ってもう生きていくことができないと思うわ。でも、未来だけは閉じ込められて、かろうじて人々は"将来はきっといいことがある"という希望だけは失わずにいられている、っていうーーまあ、そういう話」
パンドラの箱に残されたものは希望ではなく、"未来"を知ることができるという不幸だった……という解釈。
ワンダラーには何もかも全部が見えてきたのなら、彼は生きていたとは言えないのではないかと思います。ただ存在していただけ。時空の狭間という悠久の海に漂うだけの存在ーー
けれども、そんな彼に初めて"問題が発生した"。永い刻の中で初めての誤算が生じた。
未来を見ることができる彼には、"自分が生き残るための選択肢"が無限に見えました。
見えたけれど……果たしてどれが1番正しいのか。生まれて初めて経験する『選択』に、彼は戸惑ったのだと思います。
結果は見える。でも、過程が見えない……だからこそ、彼は知りたいと願ったのかもしれません。選択肢を与えられたものがどのように『選択』するのかを。
デューン達にタイムズ・ギアを託したのも、使い方を教えたのもそれを見届けるため。『選択』をする基準を、方法を知りたかったから。
その結果わかったのは、デューンが語っていたように、
「おれのことを信じてくれる人がいる。その人がおれのことを信じてくれている限り、おれは自分が正しいと信じられるからだ」
ということ。作中では、仲間達がデューンの選択を信じてくれています。だからこそ、デューンは迷いながらも『選択』することができた。仲間達と一緒に判断することで、自分の『選択』は正しかったのだと納得することができた。
一方、ワンダラーは孤高の存在です。一人きりの種族。1人きりの存在……彼には、相談相手はいません。信じてくれる仲間もいません。
だから、彼は迷った。
自分の『選択』が正しいという確固たる判断ができなかったから。
きっと彼は、デューン達に判断して欲しかったのだと思います。自分の『選択』は正しかったのかを。
だからこそ、正体がバレるようなことをした。真エンディングのように彼らと対峙する道を選んだ。
真エンディングには選択肢があります。
1.ボラージュを倒す。
2.ボラージュを倒さない。
最後の最後に選択をするのはデューン達です。
1.を選んだ場合、ワンダラーの真意はわかりません。彼は、デューン達の『選択』した"よりよい世界"を見届けると言い残して姿を消します。
"よりよい"というワードは、上記した"第3の道"とも重なるところがあります。
この場合は、ワンダラーは自身の『選択』よりもデューン達の『選択』こそが正しかったと思って消えていくのではないかと思います。
今後は干渉しない=ボラージュという存在もなくなり、彼は再び悠久の刻を1人で揺蕩うことになる。
一方、2.を選んだ場合、ワンダラーの口から思いが語られ、デューンもその本心に気付くことができます。
ワンダラーは最後に言います。
「私としては、この結末、そんなに悪くないと思っているが…どうかね、青年…?」
と。
真ラスボス戦のBGM名は「決意の狭間」。デューンたちと対峙し、自分という存在を理解してもらえたことで、ワンダラーはようやく自分の『選択』は正しかったと『決意』することができたのではないでしょうか。
きっと、ここに至るまで、彼は幾重もの時を繰り返してきたのだと思います。+NewGameの存在が暗示するように、何度目かの歴史を経て真エンディングに辿り着くのだとしたら、彼の迷いのループは、ここでようやく断ち切れるのではないかと私は思います。
ボラージュとして存在できる可能性も否定されていないので、1人きりにならない選択もできるのかも。そう考えると、彼にも救いがあるように思えて嬉しいです。
長文にも関わらず、最後まで読んでくださりありがとうございました。
作中のワンダラーとの会話も加味したらもっと違う考察になるかもしれませんが、取り急ぎ感じたことをまとめました。
ワンダラーさんもボラージュさんもより好きになれるエンディングでした。素晴らしすぎる。畳む





こちらは2次元の推し。自分の目に"アサちゃんは可愛い"フィルターがかかっているのを感じるこの頃。
第一印象は若干胡散臭かったはず……なのだけど、KENNボイスが全てを持っていった思い出。戦闘ボイスがうざ面白すぎてツボにはまったのだよな。
マンテは最初から最後まで一貫してカッコいいのだけど、その強固な精神に綻びが生じる辺りに人間味を感じて、完璧に落ちました。
バルマンテ編はキャラクターの心の動きがとても丁寧かつ自然に描かれているから、感情移入しやすいと思っています。あれはゲームという媒体だからこそ体感できる感覚。
今年で緋色から6年目になるけれど、好きを発信し続けていきたいです。
……よくよく見たらこの絵、杖の柄がめっちゃ短くなってる(;´∀`)描き忘れたー
ゲーム,

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします🙏
今回は、レオ勧誘のためにヤクサルトで巡礼しているところでの年越しとなりました。

そんなわけでサガスカ72周目は、バルマンテ編「野球しばりの旅」です。
使える技は、グランドスラム、スイングアーティストの2つ。理由は、野球にもある用語だからというのと、まんま野球してる技というもの。
※当初はブロックも可としていましたが、プロ野球で禁止されていたことを思い出したため、禁止にしました……。
技は引き継ぎ有。武器は金属バット固定。装備は各キャラの初期装備+バックラー+アクセサリーのみOK。
ロールは自由に付けてOK。というゆる縛りです。とても楽しい。
今年もサガスカを愛し、プレイし続けることと思います……が、サガエメがどうハマるかで変わるのだろうな。
秘宝伝説、サガスカに並び立つくらい夢中になれる作品であることを期待しています。新たに好きなゲームが増えてもこれまでの愛が色褪せないことは秘宝伝説とサガスカの関係性が教えてくれたから、大丈夫。
今回は、レオ勧誘のためにヤクサルトで巡礼しているところでの年越しとなりました。


そんなわけでサガスカ72周目は、バルマンテ編「野球しばりの旅」です。
使える技は、グランドスラム、スイングアーティストの2つ。理由は、野球にもある用語だからというのと、まんま野球してる技というもの。
※当初はブロックも可としていましたが、プロ野球で禁止されていたことを思い出したため、禁止にしました……。
技は引き継ぎ有。武器は金属バット固定。装備は各キャラの初期装備+バックラー+アクセサリーのみOK。
ロールは自由に付けてOK。というゆる縛りです。とても楽しい。
今年もサガスカを愛し、プレイし続けることと思います……が、サガエメがどうハマるかで変わるのだろうな。
秘宝伝説、サガスカに並び立つくらい夢中になれる作品であることを期待しています。新たに好きなゲームが増えてもこれまでの愛が色褪せないことは秘宝伝説とサガスカの関係性が教えてくれたから、大丈夫。
ゲーム,

ロマサガRSやインサガECを通して興味をもつキャラも居れば、ちょっと苦手だなと感じるキャラも居て。
また一方では、原作で大好きだったキャラに違和感を抱いてしまって「……ん?」と思うこともある。
何が原因かというと、ロマサガRSはキャラの実装頻度や性能格差、インサガECは極端なキャラ解釈が合わないことからが多いように思う。
そんなこんなでいろいろと思うことがあり、原作に立ち返っているこの頃です。
今やっているサガスカバルマンテ編が終わったら、魔界塔士もやりたいな。あの世界に居るかみさまに会いに行きたい。
ロマサガRSの世界では、かみさまはきっと退屈することはないのだと思う。
他の誰かが作った自分の知り得ない世界で、他の世界の神や魔、人々と出会うことができる──絶え間なく更新されていく世界。その刺激は、元の世界で彼をあれだけ蝕んでいた"退屈"を掻き消すだけの力を有している。
それは、かみさまにとっては願ってもないことなんだろうけれど……それでも私は、あの世界で、あの塔の最上階で、退屈している彼のことが好きなんです。楽しそうなかみさまを素直に受け入れることができなくて、複雑な気持ちになってしまっている。
じゃあファイアブリンガーはどうなのかというと、彼の神に関しては原作の時点から、
「主人公たちと手を取り合って、戦ってほしい……!!」
「孤独な邪神ではなく、原初の神としてみんなに受け入れられてほしい……!!」
と救済を願っていたため、サガスカ主人公たちとパーティーを組めることに喜びを感じています。
……と考えると、私は魔界塔士のかみさまに救いは求めていなかったということになるのだろうか。
うん、そうなんだと思う。彼には、無自覚の"悪"のまま滅んで欲しい。どれだけ語り合ったとしても、殴り合ったとしても、決して心を通わせることなんてできない。人間の心を理解できないし、するつもりもない。それが、私が惚れた魔界塔士のかみさまなのだから。
また一方では、原作で大好きだったキャラに違和感を抱いてしまって「……ん?」と思うこともある。
何が原因かというと、ロマサガRSはキャラの実装頻度や性能格差、インサガECは極端なキャラ解釈が合わないことからが多いように思う。
そんなこんなでいろいろと思うことがあり、原作に立ち返っているこの頃です。
今やっているサガスカバルマンテ編が終わったら、魔界塔士もやりたいな。あの世界に居るかみさまに会いに行きたい。
ロマサガRSの世界では、かみさまはきっと退屈することはないのだと思う。
他の誰かが作った自分の知り得ない世界で、他の世界の神や魔、人々と出会うことができる──絶え間なく更新されていく世界。その刺激は、元の世界で彼をあれだけ蝕んでいた"退屈"を掻き消すだけの力を有している。
それは、かみさまにとっては願ってもないことなんだろうけれど……それでも私は、あの世界で、あの塔の最上階で、退屈している彼のことが好きなんです。楽しそうなかみさまを素直に受け入れることができなくて、複雑な気持ちになってしまっている。
じゃあファイアブリンガーはどうなのかというと、彼の神に関しては原作の時点から、
「主人公たちと手を取り合って、戦ってほしい……!!」
「孤独な邪神ではなく、原初の神としてみんなに受け入れられてほしい……!!」
と救済を願っていたため、サガスカ主人公たちとパーティーを組めることに喜びを感じています。
……と考えると、私は魔界塔士のかみさまに救いは求めていなかったということになるのだろうか。
うん、そうなんだと思う。彼には、無自覚の"悪"のまま滅んで欲しい。どれだけ語り合ったとしても、殴り合ったとしても、決して心を通わせることなんてできない。人間の心を理解できないし、するつもりもない。それが、私が惚れた魔界塔士のかみさまなのだから。
ゲーム,

サガスカ=GOD
サガエメ=SoL
みたいな関係性に見えてきたこの頃。見た目は似てるのだけど、そこから受ける印象はかなり異なる感じがする。